理念経営と聞くと、大きなビジョンや理論だけの話に思えるかもしれません。しかし、AIFインスティテュートの取り組みは、現場の小さな変化から始まります。この研修会では、次のような具体的な実践例を紹介します。
全国病院経営管理学会の医事業務専門部会と賃金・勤務条件専門部会が合同で、「地域包括医療病棟の導入」をテーマに報告会を開催する運びとなりました。 医事業務専門部会からは、急性期病院の導入例2点を紹介し、実際の導入事例に基づいた具体的な取り組みとその効果について発表します。
全国病院経営管理学会 診療放射線業務専門部会では、2024年度報告会を標記のテーマのもとに開催します。 2021年に診療放射線技師の業務を拡大するための法改正が行われ、タスクシフト・シフト/シェアを実施すべく、放射線部門管理者の皆様におかれましては、各行為を実施するまでに大変ご苦労されていることと存じます。 当専門部会では、2024年度のテーマを「放射線部門のタスクシフト」とし、2021年度に実施したアンケート調査とほぼ同じ内容にて、現在の状況がどのように変化しているか、また各行為の実施状況がどのように変化しているか、再度アンケート調査を実施いたしました。
2025年、団塊の世代が75歳以上となることで、国民の約5人に1人が後期高齢者になるという「超高齢化社会」を迎える。(2025年問題) 労働人口の減少や、高齢化に伴う医療サービスの需要が急増することによる医療の逼迫などが叫ばれており、人材確保はますます厳しくなると考えられます。そこで 今年度、臨床検査業務専門部会では『人材確保』に焦点を当てた調査・研究を行ってまいりました。
今年度の看護業務専門部会では、2024年度のテーマを「ミスマッチを防げ!看護師採用における工夫~採用における『悩みと工夫』を共有しヒントをつかもう~」とし、2023 年 病院看護実態調査結果と、各施設における採用の課題・取り組みを踏まえ、ミスマッチを防ぐためのヒントを得ることを目標に集談会を企画いたしました。
今年度の経営企画委員会では、選ばれる病院となるための経営支援ツールの活用をテーマとして活動しています。近時、人口減少や高齢化の進展等の環境変化を背景に、医療機関の経営状況は一層厳しさを増してきています。この様な中、各施設では安定的な経営を実践し更なる発展を目指すために各種の経営支援ツールを活用し、経営に関するデータ分析とそれに基づく経営戦略の展開を行われているものと思われます。
ウェルビーイング(幸せ、健康、心と体の良い状態)の基礎について、医療機関への適用を目指しながらお話しします。まず、幸せには長続きしない幸せ(地位財を得たことによる幸せ)と長続きする幸せ(非地位財による幸せ)があること、次に非地位財による幸せのうち、心的要因についての因子分析を行って求めた「幸せの4つの因子」について説明します。4つの因子とは、やってみよう因子(自己実現と成長の因子)、ありがとう因子(つながりと感謝の因子)、なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)、ありのままに因子(独立と自分らしさの因子)のことです。
今年度のリハ専門委員会では、実現可能な間接的介入と期待される成果の明確化をテーマとして活動しています。本件に係る調査として、“リハ部門における実現可能な間接的介入に関する調査“を6月に実施いたしました。そこで当該調査結果を概観し、効率的で効果的な間接的介入の実現を参加者と共に考える研修会を企画いたしました。